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オーストラリア海軍が導入を検討している新型護衛艦に、海上自衛隊の「もがみ」改良型が選ばれました

昨春にオーストラリア政府が日本、韓国、ドイツ、スペインの4か国を候補に挙げて以来、官民一丸となって売り込んできた成果であり、日豪の戦略的関係にとっても、日本の防衛装備移転にとっても歴史的な一歩です。

私は防衛大臣補佐官だった昨年7月、日本企業14社とともに西豪州パースを訪問。コンロイ国防産業大臣ら3人の大臣をはじめ、議員や軍幹部とのバイ会談のほか、カンファレンスでの基調講演、現地メディア取材などの機会を活用し、「もがみ」がもっともオーストラリアのニーズに合っていることを説いてきました。

わずか90人で運用できること、日米豪の相互運用性に資するなど、決め手となったポイントはいくつかあると思いますが、一番は相手が求めていることを徹底的に研究し、交渉姿勢に反映したチーム力だと確信しています。プロジェクトに関わった官民のメンバーに心から感謝します。

なお、西オーストラリアはわが国にとって特別な存在。わが国は西オーストラリアに鉄鉱石の5割、天然ガスの3割を依存しており、万が一関係が途絶すれば日本は1日たりとも生きていけません。このプロジェクトが西オーストラリアの造船業はじめ経済発展に貢献し、日豪関係が深化することを心から嬉しく思います。