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島根県内では7年ぶりとなる高津川総合水防演習へ

会場のあちこちに水たまりやぬかるみが発生し、参加者のみなさんには酷な天候となりましたが、実際の出動が想定される災害時にかなり近いシチュエーションでの演習機会となりました。

今回のテーマは、「タイムライン」を重視したこと。タイムラインとは、災害の段階に応じて、各機関がどのような動きをするかをあらかじめ決め、かつ共有したもの。チェックリストやマニュアルとの違いは、時系列を強く意識している点です。会場には大型モニターが設置され、アナウンサーに実況してもらうことで各プレイヤーが全体状況を共有できるよう、仕掛けられていました。

また、地元の高校生と石見高等看護学院の学生に参加し、一プレイヤーとして役割を果たしてもらったことも有意義でした。

高津川はなだらかな清流で、全国で唯一、ダムのない一級河川です。近年の出水期にはたびたび水位が上昇し、流域治水の推進は重要課題となっています。ハード整備と、今回のようなソフト対策を「車の両輪」として、県民の命と暮らしを守るため万全を期していきます。